何の変哲もない棚に並べられた、書類がびっしりと詰まったバインダー。
価値の見いだせない人には何にも価値がない紙の束です。
しかし、この書類の正体は
すべて、「ワクワク系マーケティング実践会」の会員さんの成功事例集です。
例えば1冊取り出してページをめくると
こんな成果のあがった事例と具体的な実践の内容が書かれてあります。
と、すべて挙げていったら数ヶ月かかるかもしれません。
この報告はすべて小阪裕司が20年以上の月日をかけ研究尽くしてきたメソッドである
「ワクワク系マーケティング」(略:ワクワク系)を実践して出た結果です。
この実践会の会員さんの汗と涙と実践の集合体なのです。
小阪裕司は、ワクワク系マーケティング実践会を主催して20年。2000年のスタートから毎月、「ワクワク系マーケティング実践会」では、事例研究レポートを配信してきました。
その事例研究レポートは、毎月、実践会の会員さんがご報告してくれた成功事例を厳選して、それを小阪が解説したものですが、
これまで会員さんが、報告してくれた成功事例は
総勢 10,000件以上。
ただ、我々の知らないところで結果が出ているのはその何倍、何十倍はあるでしょう。
ちなみに、棚から1冊のバインダーを取り出せば、このくらいの分厚さです。
彼らは、小阪裕司の提唱する「ワクワク系」のメソッドをひとつ取り出して実践し、その結果驚くほどの成果をあげて、その実践のストーリーをまとめて送ってきてくれます。
これまで成果を出している会員さんの業種は多岐にわたります。
小売り、飲食店、理美容院、建築・工務店、病院・治療院、卸、各種製造業、ホテル・旅館、冠婚葬祭業、福祉施設、税理士・社労士、塾、農業、情報サービス業、運輸、保険業、不動産業、福祉、アート・デザイン関連、石材・採石業、IT関連、電気・ガス・水道業、協同組合、経済団体、行政、、、、などなど。
小売りだけでも、薬局、呉服店、眼鏡宝石店、酒屋、洋品店、寝具店、家具店、ペットショップ、楽器店、米屋・金物屋、和洋菓子屋、食料品店、印房店、文具店、書店、健康食品店、コンビニ、スーパー、百貨店、カーディーラー、、、、
などなど。
リアル店舗・ネットショップ・通販・訪販、BtoB・BtoC、商品に形があるものないもの、個展から数店舗のローカルチェーンや数十・数百店舗、、、、などなど。
逆に言うと、成果が出ない業種・商品は存在しないと断言できます。
どうしてそう言い切れるのか?
なぜなら、どんな名経営者でも音を上げてしまうような、最悪の赤字の状況を、”過去最高の黒字”に転換してきた会社が何社もあるからです。
鈴木さんは45坪のミニスーパーを経営されていました。
ところが
・この立地が悪い
・過疎で人口が減ってきているから
・少子化だから上手くいかない
・競合に勝てない
と色々な条件が積もり、もう絶対無理だと思い込み廃業を決めていました。
そこで何か新しい商売を始めようとして、ワクワク系に入会されました。すると、
ワクワク系を実践したところ、商売もお店も変えずに、このスーパーのまま、V字回復したのです。
なんと創業して50年で過去最高の数字を記録し、ピーク時2店舗あったそうですが、当時の2店舗分の合算よりも今売り上げているそうです。
もしあなたが「この場所で店長をやってこい」と言われて50年で最高の売上を作れるでしょうか
こういうと、みな「あーぁ、ネットだな」と思うでしょうが、実はネットや通販ではなく、店売りなのです。
この立地の悪いお店にいま、お客さんが殺到するのです。
なんの競争要求も満たさないと言われているスーパーになぜお客さんが殺到するのか?
その秘密が今からお伝えしていく「ワクワク系マーケティング」の面白いところです。
原田さんは、病院とか老人ホームとか福祉施設にカーテンと福祉機器をリースする会社のフランチャイズを営んでいる方ですが、
商品・サービスの差別化が難しいため、価格競争しかないと言われている業種でした。
フランチャイズ本部はカーテンと福祉機器のリース業はさじを投げて、業界としては「脱カーテン」、
カーテン事業としてはもう利益は出ないと本部が言っています。
売上をあげるべく価格をディスカウントしているため、営業利益は出ず、利益率は0.5%。しかし、
その会社がなんと利益率約15%も出るようになった。
やっていることは一緒。変えたのはワクワク系だけ。
また、業界平均では、新規の契約を取るのに100件訪問営業して1件取れるかどうかだそうですが、原田さんの会社は、ある実験をしました。
原田さんの会社の営業社員にワクワク系を実践させると、まったく訪問営業することなしに、新規の契約を15件も獲得したそうです。もちろんディスカウントで取ったわけではありません。
羽富さんのブティックは、業績が悪かったわけではありません。
ワクワク系をやる前は、イオンなど大きなショッピングモールに25坪くらいのブティックを20店舗ほど出していました。
では、ワクワク系をやったことで何が変わったか?
それは、ショッピングモールの集客に頼らなくても、お客さんが集まってくるお店になったのです。
その結果、ショッピングモールから退店できるようになり、その代わり、次々と大きなロードサイドのお店を作り、2013年ごろにはショッピングモールから完全に撤退が完了したのです。
モールでは家賃負担も重く、しかも営業時間が長くなるため女性スタッフがきつかったということでじわじわと苦しい状況に陥っていましたが、今は働いている人も働きやすくなり、社員も感謝してくれてすごく一生懸命働いてくれるそうです。
社員が幸せになれる会社ですね。
この基本ステップの実践手法だけでも、あなたの商売が変わるでしょう。
実践するうちに、集客と売り上げの心配がなくなります。
実践手法1・2が売上の手法だとしたら、実践手法3は、その仕組みづくりです。
実践手法3を試した会社さんは
自然に顧客と売上が継続的に増えていく仕組みができていくのです。
DMやチラシなどの力技を多用しなくても、自然と売上が安定して上がる状態になっていきます。
この実践手法3を試した会社は「何にもしていないのに売上良いんですよね」としばしば言います。
こちらのグラフはある衝撃的な事実を表しています。
この表の2つのグラフは、一般消費者に、
「あなたは物質的にある程度豊かになったのでこれからは心の豊かさやゆとりのある生活を送ることに重きを置きたいですか?」
「それとも、まだまだ物質的な面で生活を豊かにすることに重きを置きたいですか?」
という質問をした結果です。
もう「心の豊かさ」を追い求める人が圧倒的に増えています。
ここから何が言えるかというと
国民の6割の人は「もう、モノは満たされたからこれからは心を満たしていきたい」と思っているということです。
つまり、心の豊かさをもたらすものを欲するということです。
これを、悦び(よろこび)と呼んでいますが
生き残る商売・ビジネスは2つだけです。
・生存を支援するもの
・心の豊かさをもたらすもの
もうどちらかを満たすものしか残りません。
つまりこれは
「価格」か「価値」か?
ということでもあります。
これから生き残る商売は2つだけになります。
それは、価格競争で勝つか、
価値で選ばれるか、
もしくは、ハイブリッド型としてその両方を満たしていくのか?という形もありますが、
そこを決めなければなりません。
ちなみに、価格での勝負にはAmazonなどが存在します。「他店より1円でも安いお店があれば言ってください」という競争です。
彼らと勝負しようという企業さん、価格競争で生きるという企業さんは「ワクワク系」をやらなくてもいいでしょう。
「ワクワク系」は価値で選ばれる企業を目指すためのすべてです。
今ご紹介したものを含め5000社近くの会社が実践し、「ありえない!」と言いたくなるようなすごい結果が出ているのは、価値で選ばれる方を選択しているからです。
もちろん
価格と価値のどちらでもないものは、選ばれません。
では、価値で選ばれるにはどうすればいいでしょうか?
その方法は実践会の中に山のようにありますが、あなたにイメージを掴んでもらうために、ここでひとつ分かりやすい例をご紹介しましょう。
Q.あなたならこの3,800円のワインをどう売りますか?
「このワイン3,800円でいかがでしょうか?」という文句でその場の100人に売ろうとしても、ワイン好きの1人2人しか買ってはくれないでしょう。
では商品も価格も変えずに、その場にいるほぼ全員に売るにはどうしたらいいでのしょうか?
その答えのひとつをこちらの動画で解説しています。
開催 実績 |
|
次回 開催 日程 |
※全国どこからでもご参加いただけます。 |
説明会 内容 |
|
講師 | 小阪裕司 |
会場 |
オンライン開催ですので、全国どこからでもご参加いただけます。 ※参加者多数のため、カメラとマイクはオフでのご参加となります。 |
参加費 | 1名につき3,000円(税込) 1名につき1,000円(税込)※期間限定・新刊出版記念特別価格 |
支払 方法 |
クレジットカードのみとなります |
対象 | ・定員:各回250名限定 *たくさんの会社にワクワク系を知っていただく為の説明会ですので、 ワクワク系マーケティング実践会会員の方は席をお譲り下さい。 |
オラクルひと・しくみ研究所 代表 / 博士(情報学)
人の心と行動の科学をもとにした独自の実践マーケティング理論を研究・開発し、2000年からその実践企業の会「ワクワク系マーケティング実践会」を主宰。
17年に渡る活動で、価格競争をしない・立地や事業規模・業種を問わない7000件を超える(2017年12月現在)価値創造実例を生み出し、現在、ワクワク系マーケティング実践会には全都道府県および海外から約1500社が集う。
『日経MJ』(日本経済新聞社)に2003年から2016年まで500回を超えた長寿人気コラム「招客招福の法則」を連載の他、連載・執筆多数。著書は、『「お店」は変えずに「悦び」を変えろ!』(フォレスト出版)、『発動せよ!変人(かぶきもの)感性』(プレジデント社)、既刊『価値創造の思考法』(東洋経済新報社)、『「心の時代」にモノを売る方法』(角川oneテーマ21)、『「ありがとう」と言われる商い』(商業界)、『「買いたい」のスイッチを押す方法 』(角川書店)、『招客招福の法則』(日本経済新聞出版社)、『そうそう、これが欲しかった!』(東洋経済新報社)、『「感性」のマーケティング』(PHPビジネス新書)など、現在、新書・文庫化・海外出版含め計39冊。
成果の出る価値創造のやり方を誰もが活用できる再現性のあるものにするため、商いとビジネスの現場直結の活動と並行して研究にも邁進。価値創造型ビジネスの成立構造を解明、そのモデル構築及びコンピューターシミレーションモデルの開発に成功し、工学院大学大学院工学研究科情報学専攻博士後期課程を修了。博士(情報学)を取得(2011年)。
九州大学客員教授、静岡大学客員教授、日本感性工学会理事、北米神経科学会(Society for Neuroscience )正会員
日本経済新聞社主催『日経MJセミナー』、楽天・商業界・資生堂・ジャパンエナジーなどの企業主催講演。学会、経済産業省や農林水産省など関連のシンポジウム、中小企業庁・全国の商工会議所・商工会連合会主催講演、客員教授を務める大学の他慶應義塾大学・中央大学での講義など、産官学にまたがり、年間80回以上の講義・講演を毎年行う。
『月刊商業界』2014年2月号に66頁に渡る大特集「小阪裕司の世界」掲載、月刊誌としては異例の増刷となる。『日経MJ』に掲載のコラム「招客招福の法則」は、2003年から2016年まで500回を超える異例の長期連載となった他、「日本経済新聞」「日経MJ」「日刊工業新聞」などの新聞、『月刊商業界』『ダイヤモンドビジョナリー』『Think』『The21』『アントレ』『日経レストラン』『宣伝会議』などの雑誌、楽天・三菱東京UFJ・資生堂・キリンビール・東芝テックなどの企業内会報などでの連載・掲載多数。
エフエムヨコハマにてメインパーソナリティ。「NIKKEI×BS LIVE 7PM」生出演。他、NHK・FM東京・ラジオ日本出演等。
(2018年10月現在)
こんにちは。
小阪裕司です。
ワクワク系を実践して、驚きの結果を出した人たちの事例はご覧になりましたか?
私たちは18年間、「ワクワク系マーケテイング実践会」をやってきて、大量の研究と実践を繰り返し、この取り組みはとにかく結果が出るということを確信しています。
これは18年前は言い切れなかったことです。
しかし今日、お客様が人間であれば、どんな地域(あるいはネット)で、
どんな商売をやっていても、絶対に成果が出るという確証が得られました。
そこで、「これはクローズドにやっている場合じゃない!」とつくづく思い、
こういった説明会等を行い始めました。
一方で、良い仕事、真面目に仕事をやっている人たちが、
この商売の見方・知識・ 技術を知らないために…特にこの2. 3年、業績が落ちてくるなどで廃業がものすごい勢いで進んでいます。
でも良い仕事をしている人はいっばいいるのです。
これはまさしくワクワク系の見方、視点、技術を知らないため。
そのために経営に苦しんだり、廃業してしまうのは、放っておけません。
私は、ワクワク系マーケティング実践会と同じ期間、並行して人の心と行動に関して科学的な研究を進めてきました。
シンプルにいうと
・人はどう働きかけたら買いたくなり、買うという行動をするのか?
そして、どう働きかけたらファンになり、永遠の顧客になるのか?
ということについてです。
1999年に日本感性工学会という学会に入り、博士号の学位を取得するまで研究し、
その研究を、実践会で大量に検証してきました。
こうして科学的にも確証を得たことは誰がやっても必ず結果がでます。
それは、ワクワク系が"科学"だからです。
この、"人の心と血の通った商いの科学"を、ぜひあなたにも正しく知ってもらい、
使いこなせるようになるための、
小さな一歩をまず踏み出していただきたいと思っています。