オラクルひと・しくみ研究所の3つの事業とは

ワクワク系マーケティングは主に3つの事業領域に展開されています。

● ワクワク系(感性科学)マーケティング実践会

小阪が研究開発した、人の「感性」と「行動」を軸にした独自のビジネス理論と実践手法(感性科学マーケティング)を企業が習得・実践するワクワク系(感性科学)マーケティング実践会

 

従来のサービス業の支援業務は、主にコンサルタントによるコンサルテーションで行われていますが、ワクワク系マーケティング実践会の特色は、個別企業に対するコンサルテーションを行わず、国内外で長らく研究されてきた“実践コミュニティ”と呼ばれる学習形態で、参加企業に学習コンテンツおよび習得プログラムを安価に(すなわち、中小企業が参加しやすい状況で)提供し、実際に数多くの企業が自力で成果をあげられるようになっていることにあります。

 

コンサルタントの業務がコンサルテーションの形態を取っている大きな理由は、コンサルタントの頭の中にあるノウハウが体系化されておらず、マンツーマンの指導の形態を取らざるを得ないことがあると考えられます。また、体系化されていたとしても科学的な検証・研究が行われていないことから再現性に乏しく、直接携わり自ら成果を生み出す必要があることが挙げられます。

 

もうひとつ、コンサルテーションの副作用は、多くのクライアントが「考えること」をコンサルタントに依存してしまうことにあります。当社では、会員企業が感性科学マーケティングを習得するなかで、「考える力」を高め、自力で成果を出し続けられるようになるためのコンテンツとプログラムの開発に注力してきました。また、そのために実践会という実践コミュニティの学習形態を育ててきました。その結果、会員企業も、考える力が高まり自力で成果を生み出せる実感を伴って学びと成長を続けられています。

 

・創立    :2000年4月1日

・会員数   :約1,500社

・会員業種  :産業分類大分類の全業種

・会員事業規模:一部上場企業から個人事業主および個人まで

・エリア   :国内全都道府県および一部海外(USA・ラオス他)

 

お客さんが「人間」であれば、あらゆる業種・規模・地域で等しく実践できます。

 

● 未来創造会議

従業員数の多い企業や店舗数の多い企業などがメンバーとなっている企業の会です。

メンバー企業の規模は、現在、従業員数約1万人の会社から数十名の会社までとなっています。

主に、全社でワクワク系を取り組むときに生まれる組織浸透や組織改革の課題、人材教育・育成の課題が解決されます。メンバー企業同士のマネジャー交流なども行われています。

また、小阪の専門分野である「システム科学」から、新たなビジネスモデルの開発・構築もここでの大きな取り組みテーマです。

現在、ワクワク系マーケティング実践会会員企業のみに案内しています。

「未来創造会議」に関心のある方は、まずワクワク系(感性科学)マーケティング実践会に入会し、事務局へお問い合わせ下さい。

 

● 個別企業サポート/企業研修

現在、「未来創造会議」メンバー企業のみ相談に応じています。

● ワクワク系地域プログラム「ワクワク系の店づくり実践講座」

ワクワク系の地域プログラム「ワクワク系の店づくり実践講座」は、「ワクワク系マーケティング」の研究・開発者であり、その科学的研究で博士(情報学)の学位も取得している小阪裕司と、「ワクワク系マーケティング」を12年に渡り幅広い分野の商い現場で実践し、目覚ましい成果をあげた実績を持つワクワク系チーフエバンジェリスト肥前利朗を講師とし、店舗の魅力づくりを実践しながら学ぶとともに、実際の成果を出す人材育成プログラムです。

 

本プログラムは、講演会1回・1回4時間の講座全5回と、各講座の間の課題実践、オンラインでの小阪裕司のセミナー視聴による補習で構成いたします。

 

2016年度から本プログラムを採用している東京都板橋区では、2020年度に実施した同プログラムにおいて、終了後のアンケート結果で、

 

「講座の中で仕事につながる「気づき」があったか?」の設問では、「たくさんの「気づき」があった」73% 「「気づき」があった」27% あわせると100%という非常に高い評価をいただき、受講後の変化では、売上が「増加した」「少し増加した」あわせて59%、客数が「増加した」「少し増加した」あわせて60%という実際の数字的成果、また、受講後の商売に対する意欲の変化では、「意欲が向上した」53% 「意欲が少し向上した」37%あわせると90%の受講者の意欲が向上したという姿勢・展望の面での成果がでています。さらに、受講による今後の効果については、売上増加に効果があると思う96%、客数増加効果があると思う97%、商売への意欲向上に効果があると思う」100%という、持続性・継続性が見込まれる成果がでています。

 

また、このプログラムでの出会い・学び・共感から、同じ方向性を持てる事業者同士のコラボレーションなど、地域で自走するネットワーク(学び、習得・実践し続けるコミュニティ)も生まれています。

 

開催実績

2016年

東京都板橋区『平成28年度光輝く飲食店経営ネットワーク創造事業』の

飲食店経営者の育成プログラム内「店舗の魅力づくりのための実践型プログラム」にて

「ワクワク系の店づくり実践講座」開催

2017~2022年

東京都板橋区『魅力ある個店の創出・発掘支援事業』

「ワクワク系の店づくり実践講座」第1~6期

 

類似プログラム開催実績

2002~2006年

栃木県商工会連合会主催「ワクワク系の店づくり事業」

*以降、商工会連合会が中心となって地元での実践を進めると共に、

 年に1回小阪裕司の講演と実践者の実践発表会開催

2005~2008年

福岡県商工会連合会主催「ワクワク系マーケティング実践講座」

2006~2010年

山城区域商工会広域連携協議会(山城地域ビジネスサポートセンター)主催

「ワクワク系の店づくり実践講座」

2008年

岡崎商工会議所・岡崎市商業団体連合会主催「爆裂売上達成ゼミ」

*国の委託事業として開催

2009年

街づくり山口・きぎょうサポートセンター主催「ワクワク系の店づくり実践講座」

*山口の中心市街地活性化基本計画の一環(中心市街地商店街活性)

2013~2014年

いわき商工会議所主催「ワクワク系の店作り実践講座」

 

● 経済産業省認定事業 ワクワク系“希望の商い”全国展開事業

2017年2月、異分野連携新事業分野開拓計画(新連携事業計画)として『ワクワク系新プログラムによるサービス業の生産性向上・企業力底上げ、“希望の商い”全国展開事業』が経済産業省の認定を受けました。

 

ワクワク系が日本のサービス業の生産性向上の大きな一助となるとの認識のもと、ワクワク系の理論・実践手法を全国津々浦々まで広げ、サービス業の生産性底上げを図る為のコンテンツ・プログラム開発を行う事業です。

 

本事業では、ワクワク系にパターン化・言語化の技術を取り入れ、より平易かつ迅速に習得できるコンテンツ「感性科学マーケティング・パターン」が開発され、持続的な学習を動機づけるノウハウを組み入れたeラーニングのシステム制作も進行しています。

 

全国展開では、地域に密着している地方銀行・信用金庫と協創して、ワクワク系の地域プログラムを全国に広げていく事業です。

 

<連携関連参加者>

コア企業:株式会社オラクル

株式会社アール・ピー・アイ

株式会社クリエイティブシフト

株式会社memesスクエア

株式会社ウィルソン・ラーニング・ワールドワイド

慶應義塾大学

 

<協創金融機関>

山口フィナンシャルグループ(山口銀行、北九州銀行、もみじ銀行)

      :山口県を中心に、中国、九州エリア

但陽信用金庫:兵庫県を中心に、関西、中国エリア

 

● ワクワク系業界プログラム

業界ごとに事業者が集まってワクワク系を学び、実践するための講座プログラムです。

現在、主に主催企業はメーカーで、自社商品の販売ネットワークをワクワク系で強化・活性化し、サプライチェーン全体の価値創造力を上げ、絆を強くするために行われています。/p>

開始1年目にしてすでに2000社以上が受講し、活況を呈している業界もあります。

 

住宅・リフォーム業界

  主催 :朝日ウッドテック株式会社

  受講数:約3400名

ペット業界 

  主催 :ロイヤルカナン・ジャポン合同会社

  受講数:約1500名

楽器業界

   主催:株式会社ヤマハミュージックジャパン

カレンダー業界

   主催:新日本カレンダー株式会社

石材業界

   主催:日本石材工業新聞社

 

本プログラムに関心のある方は、

オラクルひと・しくみ研究所 担当:青野までご連絡ください。

 

● モノづくり日本会議 価値創造型サプライチェーン検討会

ワクワク系業界プログラムの考え方を、実践研究的な側面から研究・検討する会です。

日本工業新聞社が事務局を務める「モノづくり日本会議」のなかにあり、2014年から活動しています。