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Vol.5:2004年09月06日

このレターをずっとお読みいただいている方は

「ものごとの意味もちゃんと説明するし、
 打ち上げのねぎらいもしてくれる。
 広告代理店時代の小阪さんは
 とてもいい上司だったんじゃないですか。」

と思われると思います。
(最近からお読みの方はどうぞバックナンバーをご参照下さい。)

はい、確かにいい上司でした。
と同時に厳しい上司でもありました。


入社数年、わたしも自分の担当のイベントを持つようになりました。
始めは小阪がサブでついてくれます。

小阪をまねてフローチャートの企画書を作るのですが、
小阪にプレゼンもどきをすると言われます。
「言ってることと書いてあることが違う。」
それだけ。具体的には教えてくれない。何度も差し戻されます。

デザインをあげなくてはならない企画で、
事務所で深夜まで机に向かってうんうん唸っていると、
「灰色の机に向かってうなっててどうする!」
と夜の街に連れ出され、バブルの頃の華やかなネオン街の店を2軒3軒…。
ひらめきがあるといきなり店のテーブルに方眼紙をひろげる。
午前様なんて珍しくない。

またまた別件では、
クライアント先でのわたしのプレゼンを横できいていて、
先方を出たエレベーターが閉まるやいなや
「あんなプレゼンではわからん!!」と怒鳴られたり。
ただただ小さくなって、「スミマセン」とうなだれるばかり。
(あの時は、“ねぎらいから入る”どころか“叱る時は叱る”って
 感じでした)


当時しごかれたことが、後々わたしの血となり肉となり、
今日までも役立っていることは実感です。


それではまた。

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