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Vol.3:2004年07月29日

「あなたの話はあとで聞くので、もう少し小阪さんのことを
 書いてください。」
と、メールをいただきましたので(嘘)もう少しお話しましょうか。


わたしが小阪直属の部下になったのは、
「天職の作法」で小阪が書いております、“サブディレクター”として
楽屋掃除をしていた頃とはもうずっと後のことです。

“イベントプランナー”として、企画書をあげることが多いのですが、
とにかく“企画書”つまりプランニングがすごい。

テーマやコンセプト、つまり当時から“意味”を大切にする人でした。
「形や人の動きには意味がある」
繰り返し言われました。

小阪の企画書は当時はまだ珍しかった、フローチャートで書かれるのですが、
口でどんどん説明しながら、手は文字の入っていないフロー、
つまり関係性の図だけを書いていく。

小阪はもともとは左利きで、右利きに後天的に教育されていまして、
左右どちらでも鉛筆が使える。しかも何故か、上下どちら向きにもかける。
意味わかりますか?

つまり向き合っていても、相手から見て正面になるように書くのです。
で、しゃべるスピードですら早い。意味がつながって形に落とし込まれて
いくので、深い。あとは清書するだけ。

イベント企画が、広告代理店時代の終盤からオラクルを設立してからは、
事業企画となっていくわけですが、
当時の同僚は小阪が企画書を書く姿を見て、
「天上の調べをつむぐモーツアルトを見るようだ。
 そばにいるとサリエリの心境になる。」
と、言いました。この人も詩人ですね。


次回はいよいよ、わたしのことも聞いていただきましょう。
いややっぱり小阪のことがいいかな…。


それではまた。

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