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Vol.20:2005年08月17日

このコーナーのお話は…
そうそう、いよいよ、というか、やっと
前職の会社を退社するところでしたね。


私が退社したのは
1992年の4月初旬のことでした。
最後の数週間は、有給休暇の消化でしたので、
実際の退社日はゴールデンウィーク頃だったと思います。

もちろんその頃には、
オラクルの実印を作り、事務所を借りていたのですが、
まだオラクル設立発起メンバーに、
「退社Xデー」という話題はなかった。

4人の設立発起メンバーで、最初に何の相談もせず、
さっさと会社をやめてしまったのは私でした。

前々号でお話しましたような気持ちでしたので、
最早、相談して云々ということでもないような
自然な気持ちだったのです。


退社!というのは、やったことがない方には
すごいことのようにお感じになるかもしれませんが、
私の場合、いたってシンプルなことでした。

退社届けは2週間前までに書面で届けることが、
社内規則だったように記憶しています。

ですから、その1ヶ月位前に直属の上司のところへ行き、
「会社を辞めます。
 2週間前が規則ですが、ご迷惑をおかけするといけませんので、
 早めにお話にまいりました。
 書類提出ということですが、
 指定の書面などがありましたら教えて下さい。」
と、言っただけです。

実務の直属上司は小阪だったのに、
何故別の課長のところへ行くことになったのか、
その辺の人事は忘れました。

あまりに淡々と、普通の業務連絡のごとく話しましたので、
上司は返す言葉もなく、
ひきとめることも、訳を訊くこともありませんでした。
自分の即決判断ではもてあますという表情で、
「わかりました。」と言ったきりでした。

5年足らずの年月に、いろいろなことがありましたが、
何ともあっけない、退社連絡でした。


その後数週間、普通に仕事をしました。


私のイベント屋としての最後の仕事は、
ある銀行の社内運動会を長島温泉の運動場で開催するというものでした。

そんなことまでディレクターが直接やらなくてもいいようなことまで、
自分の手でやりました。
自分の経験からも、予算からも、
とても小さな案件だったのですが、
何かとても愛しい、大事なもののように思えたのです。

運動会の当日は、
とても良く晴れた日でした。

美しい青空に、
長島温泉のホワイトサイクロン(ジェットコースターの一種です)の
白いラインがとてもきれいだった。

何かとてもすがすがしい気分だったことを、
今もはっきりと覚えています。


それではまた。

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